バドミントンの「オグ・シオ」が北京五輪に出るのはご存知ですよね。
ではもう一組、バドミントン女子ダブルスで日本から北京に出るのをご存知でしょうか。
それが「末綱聡子・前田美順」ペアなのです。
ペアのうち、前田美順(みゆき)選手は屋久島生まれ、国分育ちの22歳。
熊本中央高校を卒業後、同じ熊本のNECセミコンダクターズ九州・山口(NEC SKY)に入社し、先輩の末綱聡子選手とダブルスを組んで4年目です。
昨年から国際試合で続けざまに上位進出し、世界ランキング16位以内をキープ、みごと五輪代表の座を射止めました。
さて合宿や海外遠征で超多忙な末綱・前田ペアがこのほど、久々に国内の大会に出場!
そこで我々取材班は早速、岡山・倉敷に飛びました。
もうおわかりですね(なんという前置きの長さ!)。
前回のブログに書いた「倉敷行き」は、この取材だったのです。
この大会は「日韓競技大会」といって、日本と韓国で、毎年交互に開催されています。
会場のJFEスチール体育館は1000人あまりのファンで埋まりました。

お目当てはもちろん「オグ・シオ」でしょう。
残念ながら小椋選手は腰痛の治療で欠場。でも潮田選手の周りにはいつも
たくさんのファンと報道陣!(写真は潮田選手に集まるファン)

逆に前田選手は「誰それ?」って感じで気の毒でした。
世界ランキングは1つしか違わないのに!(注・5月1日現在で)
この日は末綱選手が体調不良で欠場したため日体大の内藤真実選手とペアを組んだ内藤選手。
試合のほうは韓国の五輪代表、金・河ペアに2-1で惜敗してしまいました。
この試合、第1ゲームを奪いながら第2ゲームは序盤のミスで自滅、
第3ゲームは18-18の同点に追いつきながら落としてしまった前田選手。
日本協会の銭谷欽治団長は「後半、前田選手は攻撃が消極的になってしまっていた。
まだ経験が浅いのだから思い切って攻めて欲しい」と話していました。
実は倉敷取材の直前、霧島市の実家で、母親の弘子さんがこう話していました。
弘子さんは昔バドミントンをやっていて、前田選手はその練習場に連れられてバドミントンを始めたのですが…
「相手に圧倒されて引きぎみに試合をすることがある。それを見ていると、見ているほうがいらいらするので、当たって砕けろではないが、そんな試合をしてほしい」と。
親御さんはよく見ていますね。この日の試合がまさに「引きぎみの試合」だったのかなと思いました。
ともかく、鹿児島で生まれ育った、前田選手。鹿児島県出身のバドミントン五輪代表第一号です。体調管理に気をつけて、精一杯、北京で戦ってほしいものです。
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古井千佳夫
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