
鹿児島市役所前「みなと大通り公園」のイルミネーションが今年も始まりました。
64本のケヤキ並木に10万個の電飾。
点灯初日の12月1日、午後6時にはカップルや家族連れ、それに市役所の課長さんなど
60人くらいはいたでしょうか。森市長はいなかったなぁ。
パッと点灯した瞬間どこからともなく拍手と歓声。
カメラつき携帯のシャッター音が響き、気がつくと、通り沿いの民家の窓から
身を乗り出して見物する人もいました。
わたくし初めて、この現場より「スーパーニュース」の生中継をいたしました。
ふつうは若手女子アナウンサーの出番なんでしょうが、
いろいろあってわたしのようなオヂサンが登場する羽目になったのですがそれはさておき…。
見物される皆様へ…みなと大通り公園の芝生は、ワンちゃんの排泄物が結構あります。
うっかりフンづけて、フンガイしないようにご注意を!
ところでここ3年ほど、電飾の一部にLEDが採用されているのをご存知でしょうか。
「スーパーニュース」でもお伝えしたのですが、今年の場合
アクアガーデンニュー福丸に近い8本の木に、計12000個のLEDが採用されています。
去年までは県道をはさんでドルフィンポートよりにあったのを、もっと目につきやすい場所に
変えたのだとか。
画面を通して、赤っぽい電球の光と、白っぽいLEDの差がどれだけおわかりいただけたか
わかりませんが、肉眼で見るとはっきりわかります。
市役所の担当者が、現場で見物人にアンケートをして、LEDの光についての感想を
調査する予定だと話していました。
イルミネーションは来年1月31日までですが、トータルの電気消費量も比較したいと
言っていたので、いずれはすべてが地球に優しいLEDにとってかわるのかもしれません。
まあ電球にしろLEDにしろ、あれだけの規模で電飾っていうのはやはり見ごたえがあると
私は思います。近所の名山町通り会がイベントを開いたりするようですが、
ただ街路樹が光るだけでなくもっと夜のいろんなイベントがあってもいいんじゃないかなと
思うんですが、どんなもんですかね?
11月16日(日)、小春日和の県立鴨池球場で
プロ野球マスターズリーグ今季開幕戦「福岡ドンタクズ × 名古屋エイティデイザーズ」が開催された。
鹿児島では3年連続3回目のマスターズリーグだが私は初の観戦(取材ですけど)。
試合は初回に5点を先取した福岡が豊富な投手陣の豪華リレーもあり
9対4で名古屋に勝った。福岡にとって、鹿児島での初勝利だ。
往年の名選手とはいえもうお年だからどうかな?と思っていたが、
下手な公式戦より面白い、といったら言い過ぎだろうか?
みんな良い意味で「無理をしない」のだ。
打撃のほうはみなさん、かなりの長打力を誇るが、若い選手を除けば
走塁はけっこうゆっくり。
外野からの中継プレーも無理はしない。本気で本塁のクロスプレーを狙ったりは
しないのだ。
ピッチャーのほうは正に圧巻!福岡の先発は元ダイエー・加藤伸一。5回を投げ打たれたヒットはわずか3本。しかも四死球はゼロ! 直球のスピードと変化球のきれ、いずれも現役でも通じるのでは?と思うほどだった。(ちなみに中日の山本昌投手は同年齢)
いちばん盛り上がったのは最終回。5点ビハインドの名古屋は先頭打者に
大島康徳監督自らが出場。元ダイエー・若田部から1,2塁間を破る見事なヒットで出塁すると、代走を拒み3塁まで進塁した。ちなみに試合前のインタビューで「代打オレはない!」と名言していたが、まあいいか!
ただ、名古屋が大島監督を代打で起用したなら、福岡も、池永監督に出てきてほしかったなあ。
でも本当に豪華だったのは審判かもしれない。
主審・前川、塁審は1塁・村越、2塁・岡田、3塁・平光。
どうです? 野球ファンならびっくりするような顔ぶれでしょう?
塁審3名はピンクのセーターをまとい、頭にはハンチング。なんだかお洒落な喫茶店のマスターみたいだ。
試合の合間に、元文化放送アナウンサー・中田秀作さんが、選手のプロフィールなどを
場内に紹介していた。
審判について、年齢を紹介していたらみなどよめいていた。
何しろ、平光さんは70歳、岡田さんは77歳だ。
帽子を取るとみごとなロマンスグレー! ある意味選手以上にタフな人たちかもしれない。
8年目を迎えたマスターズリーグは、スポンサー撤退などで
今季は全日程がまだ確定しないなど、非常に厳しい運営を強いられている。
しかし選手も審判も、いまの年齢相応の、ベストコンディションで
試合に臨んでいる。
オールドファンだけでなく、全盛期を知らない若い世代でも、十分楽しめると感じた。
ちょっと先の話だが、12月20日(土)16:55~KTSで放送予定だ。
当日の、のどかな中に盛り上がりを見せた試合の雰囲気を、
ぜひ画面で味わっていただきたい。
どうもこのところ、ブログの更新を怠りがちなので、
最近のお仕事や近況を日記ふうに。
11月4日(火)
17日(月)放送の「種子島~堺 柳田理科雄の歴史散歩」
ナレーション録音。歴史ものはナレーションの分量が多く、難しい。
ナビゲータの柳田理科雄先生は、けっこう面白かった。
19:00からの放送。ご期待を!
11月5日(水)
通勤に使っている軽の中古車が車検のため、ねんのため点検に。
年代もののためか、あちこちガタが来ていて、
それらの整備や部品交換を含めると、普通車なみの出費となることが
判明してしまった。やれやれ。
11月7日(金)
久々の「つぼチャンネル」リポーター。
鹿児島市・清水小学校5年生の稲作体験がフィナーレを迎え、稲刈り。
手作業で刈り、藁で縛り、感想するまでを密着。米作りは大変だけど
みんなで食べたらおいしいだろうな。
コメンテーターで特別出演の錣山親方(元寺尾)、朝青龍の休場には
ご立腹だった。
11月8日(土)
最近多いのが土日のニュース当番。今月も8日と15日は出勤だ。
平和な一日と思われたが午後になり、枕崎空港で小型機不時着の第一報。
操縦者が軽症だったのは不幸中の幸い。それにしても全長5mの飛行機って
あるんだね。
11月10日(月)
高校バレー新人戦の取材で桜島へ。
決勝は男子が鹿児島工 × 鹿児島商、女子が鹿屋中央 × 鹿児島女。
男子は鹿商がスピーディーなプレーで高さの鹿工にストレート勝ち。
大接戦の女子は最後の最後に鹿女が高さを活かして逃げ切り勝ち。
こんどの春高は面白いぞ!
11月11日(火)
午前中、13日放送の「スーパーニュース」達人特集の取材。
テーマは「お話の達人」。どんな達人が登場しますか、ご期待を。
う~ん、先週も、なんだかんだいって働いてるなあ、と
意味もなく自画自賛する私。来週もがんばろ!
高橋尚子選手引退のニュースが、列島をかけめぐった。
「スーパーニュース」は過剰とも思えるほどの時間を割いて伝えていた。
言うまでもなくQちゃんはシドニー五輪の金メダリスト。
そして徳之島が、トレーニング地の一つだ。
当時の指導者、小出義雄監督は、適度に天候が不順なこと(レースのとき荒天でもコンディションが乱れないようにするため)、交通量が少ないこと(奄美大島だと意外に車が多い)を理由に、徳之島をトレーニング地に選んだ。
蛇足だがQちゃんのジョギングに車で伴走する小出監督、ふと姿を消したと思ったら
珍味で知られる「タラノメ」をたくさんかかえて帰ってきた。
無謀にもハブがいるかもしれない薮の中に入って、である。
それを聞かされた監督は一言「え、ハブなんているの?」おいおい。
シドニーの翌年、徳之島ではQちゃんの快挙を祝う盛大なイベントが開かれた。
島をあげての祝福をうけ、Qちゃんは帰りの車の中で涙ぐんでいたという。
シドニーから8年もたってしまった。日本陸連からみればQちゃんはすでに過去の人だ。
だけど金メダルの偉業は絶対に色あせない。それはひとえにQちゃんの人柄だ。
徳之島でも当然、マスコミ各社が彼女にわっとむらがり、質問をあびせた。
Qちゃんは中央の新聞だろうが、僕らのような地方のTV局でも同じように、誠実に答えてくれた。
頂点を極めた人は、みんな腰が低いし、偉そうになんてしない。
逆にちょっとくらい知名度が上がったからといって、偉そうな立ち居振る舞いをしている
人は、いつの間にか表舞台から消えている。僕のつたないスポーツ記者経験でもそう感じる。
Qちゃんにはぜひ走る楽しさの伝道師になってほしい。
ただこの間まで五輪の切符を争うレベルにいた人が、いきなり、一ジョガーとして
レースに出るのはどうかと思うが。
秋の九州高校野球が10月24日から佐賀で開かれる。
鹿児島代表は神村学園と、川内。
夏の甲子園を沸かせた、鹿児島実業の名はない。
他県の代表を見回しても、夏の甲子園に出場したのは
なんと、長崎の清峰だけだ。
ここに夏の甲子園代表の悲哀が見て取れる。
秋の大会に出場するのは当然ながら、1・2年生の新チームだ。
多くのチームは、夏の甲子園予選に敗退するとすぐ、すなわち7月下旬には
1・2年生のチームに切り替わる。
しかし甲子園に出ると、8月中旬までは3年生までのチームが続く。
それなのに甲子園から帰るとすぐ、
各地域の新人戦に出場しなければならない。
新人戦の時点で、甲子園に出なかったチームは
1・2年生の新チームを立ち上げて1か月ほど過ぎている。
一方、甲子園で勝てば勝つほど、
そのチームは、各県予選までの助走期間が短くなるわけだ。
なにしろ県予選で上位に入らなければ、九州大会出場はない。
しかも、秋の九州大会は、来年3月の選抜高校野球の、事実上の予選だ。
九州大会のベスト4が、そのままセンバツ代表になる例がほとんど。
夏 → 春の甲子園連続出場が、いかに大変なことか
おわかりいただけるだろうか。
新チーム結成2か月での成績が、半年先の甲子園の切符を左右する。
ほんとうに厳しい、勝負の世界だ。
さて神村学園と川内、いずれも投手がよい。
守備もこの時期としては安定している。
現時点ではどのチームも、まだ実力が不安定だから、
守備力が計算できるのは、強みだ。
来年のセンバツ、どうなるかなあ。
まず、以下のスケジュールをごらんいただきたい。
9/30 18:41 東京・赤坂のホテル内の日本料理店で松本・鴻池両官房副長官と会食。
20:34 同ホテル内のバーで両副長官と打ち合わせ。
10/1 18:56 東京・紀尾井町のホテル内中国料理店で個人事務所のスタッフと
自民党総裁選の慰労会。
10/2 19:02 東京・六本木の飲食店。
10/3 19:18 東京・内幸町の帝国ホテル内会員制バーで秘書官らと食事。
10/4 19:29 東京・銀座のフランス料理店。夫人ら家族と食事。
10/5 19:02 東京・内幸町の帝国ホテル内で秘書官らと食事。
(南日本新聞による。記事ではホテル名、飲食店名すべて実名)
これは麻生太郎首相のスケジュールから夜の日程を抜粋したもの。
連日、高級ホテルでの会食が続いている。
麻生首相といえば朝のウォーキングは就任後も欠かさないようだが
夜も公私ともにお忙しいようで。
それにしても福田前首相の時代はここまでなかったと思うけど…。
中でも9/30のように食事の後、バーで一杯というのは聞いたことがない。
麻生流、といえばそれまでだが…。
そして帝国ホテルには週2回行っている。
費用はどこから捻出しているのかな? などと思ってしまう。
まぁ秘書官との会食などは事務所費で落としているんだろうが。
それにしても10月2日の六本木は誰との会食だったのだろう?
私的なものかもしれないが新聞には記載がない。
これが小生だったらさしずめ
○月○日 20:00 鹿児島市内の私邸。夫人の手料理で食事。
○月▽日 20:00 鹿児島市紫原のKTS。夜ニュース勤務で近所の飲食店より出前。
○月×日 19:30 鹿児島市紫原の飲食店。同僚らと会食。
21:00 鹿児島市東千石町の○○ビル。同ビル内のバーで同僚と打ち合わせ。
26:00 鹿児島市内の私邸(関係者の証言による)。
なんていうことになるのかな?(注・上記はすべてフィクションです。念のため!)
北京五輪でのソフトボール・金メダルは記憶に新しいところだが
ほぼ時を同じくして、硬式野球の日本代表も金メダルに輝いていたことをごぞんじだろうか。
8月24日から29日まで愛媛・松山で開催された「ENEOS女子野球ワールドカップ」、
8つの国と地域が参加して開かれたこの大会で、日本は予選、決勝すべて勝ち
初優勝を果たしたのだ!
この日本代表には、神村学園高等部の3年生3名と、卒業生2名が選ばれていた。
このうち神村学園の3人がKTSに優勝報告にやってきた。

厚ヶ瀬 美姫(あつがせ・みき)選手
背番号51 7番・セカンドでフル出場

中野 菜摘(なかの・なつみ)選手
背番号4 3番・ファーストでフル出場
3年連続で日本代表に選出
今大会、本塁打王を獲得

野口 霞(のぐち・かすみ)投手
背番号56
3試合に登板 2勝をあげる 防御率0.00!
今大会、個人タイトル3冠!
(MVP、最優秀防御率、最優秀勝率)
*手にしているのはMVPの盾です。
3名とも進学希望ということで、4月からも大学で野球を続ける予定だ。
このほか日本代表には、神村学園出身の中島 梨沙投手と、西 朝美捕手が選ばれた。
しかもこの戦績をごらん頂きたい。(試合はすべて7回まで)
(一次予選ラウンド)
11-0 韓国 (5回コールド)
12-2 カナダ
24-1 香港 (4回コールド)
(二次予選ラウンド)
10-1 オーストラリア
9-5 アメリカ
(決勝)
11-3 カナダ
野口投手いわく、海外の選手は体格が大きいぶん腕が長く、
空振りを狙って投げる外角のボールでも当ててしまうので、制球がむずかしかったとの事。
それにしても北京の星野JAPANがあの惨敗だった一方
野球版なでしこJAPANは金メダルですよ、金メダル。
う~んますます日本は女性が強くなっていくなぁ。
9月9日は「救急の日」。
KTSをはじめフジテレビ系列九州・沖縄8局では毎年この日に、
大規模災害の発生を想定した報道特別番組の訓練放送をしています。
訓練なのでもちろん、放送はありません。
今年は桜島が大正以来の大噴火をしたという想定で実施されました。
福岡のTNC(テレビ西日本)とKTSの二元中継スタイルをとり、
被害のひどい鹿児島県内各地には、他県の系列局からスタッフがきて
中継を入れるというものです。
垂水にはUMK(テレビ宮崎)から、鹿児島空港にはOTV(沖縄テレビ)から実際にクルーが来て、FOMAでの中継を試みました。
その映像は、KTSのスタジオを経由して、TNCに送られます。
メインのTNCスタジオでは川崎 聡アナウンサーが、
KTSでは私が進行役を務め、
各地の中継を入れながら(回線がつながらない時は適宜スタジオで時間調整)
30分の訓練放送をしました。
近頃ワイドショーやニュースで、FOMAによる生中継は
よく使われるようになりました。
画質も一昔前からすると驚くほど鮮明になっています。
ところでキー局など機材が充実しているところでは、
FOMAの画像を直接テレビの放送に取り込むシステムが整備されています。
しかしローカル局でなおかつ経費削減中のわが社は、残念ながらそこまで
機材を調達する余裕がありません。
そこで技術スタッフが考えたのが、下の装置。
黒いのは「フリップ」と呼ばれるボードを塗りつぶしたもの。
そう、ニュースなどでグラフや地図を見せるのに使う、あのボードです。
発泡スチロールでできています。
黒く塗りつぶしたフリップをガムテープで張り合わせた暗箱の中には
ケータイ端末が。


その端末でFOMA中継の画像を受信し、その液晶画面を、カメラで撮影するのです。
実はこの装置、すでにスーパーニュースで与論からFOMA中継したときに
一度使っていて、訓練放送で九州全土にその威力をアピールしたわけ。
でも手前味噌ながらよく考えますよね。なんだか円谷プロの特撮にも似たこの発想。
いくら地デジの時代になっても、テレビマンは決して、アナログ的発想を
忘れてはいけないのです。ハイ。
なんだかショッピングセンターのセールみたいだが
暑い暑いと思っていた今年の夏も過ぎ行くとなんだかさびしいのはなぜだろう。
考えてみれば今年の夏は、8月は1日から2週間甲子園取材で大阪にいて
五輪も最初のころはホテルのTVで見ていた。
バドミントン「スエ・マエ」が中国の2人に勝ったのは、移動中の電車で
ケータイ速報で知った。
そんな合間をぬって家族サービスもせんといかん。これは大事ですよ。
7月下旬。3日間休みが取れると分かるや否や、緑もさわやかな阿蘇へ。
いわゆる阿蘇五岳と外輪山の織り成すパノラマは
鹿児島にないスケールの大きさを感じた。



甲子園から帰り、「ザ・フットサル」(8/23~24・鹿児島アリーナ)の
仕事をはさんで、割と長めの休みができたので、こんどは宮崎へ。
青島の海岸は波がかなり高かったが外洋に面しているだけに鹿児島ではなかなか味わえない広々感がたまらない。
そしてシーガイアに近い一ツ葉の海岸。ジェットスキーとかバナナボートとか、
宮崎の観光地は演出が上手いね。鹿児島はああいう楽しいビーチがない。

まぁ、なんだかんだ言って、そこそこ楽しんだのかな?
夏の甲子園、連日の猛暑(立秋を過ぎたので残暑というべきだろうが、残暑というにはあまりにも暑すぎる)の中展開される熱戦。
しかも観客は超満員。選手としても甲子園出場の経験がある鹿児島実業の宮下正一監督によれば、夏の大会はスタンドのお客さんが白い服を着ているため、フライが上がると保護色のような感じになって、ボールを見失いやすいのだそうだ。
それにお客さんの歓声だってすごいし、アルプスからは吹奏楽の演奏が(ブラスバンドというのは厳密には間違い。このことについては後日機会があればふれよう)容赦なく降ってくる。選手同士の意思疎通だって、よほど声を張り上げなければ難しいことは、素人の我々にも、容易に想像がつく。
こんな独特の雰囲気の中で、日頃の実力を発揮するのは並大抵のことではないが
さらに甲子園ならではの難しさがある。
それは試合進行の速さだ。
甲子園では1試合2時間での進行を求められるという。
そのためとにかく時間に追われるのだ。
たとえば、攻守交替。地方大会の感覚でゆっくりやっていると(地方大会も十分きびきびしていると私には見えるのだが…)審判から「遅いです!」と言われるそうだ。
これは鹿児島工業の中迫俊明監督に聞いた話だが、
甲子園に初めて出ることになったとき、「1試合2時間のつもりで」というアドバイスを、樟南の枦山智博監督から受けたという。
そこで鹿児島工業では、攻撃を終えた選手が守備につく時、どの選手のグラブを誰が手渡すか、担当を決めていたという。とにかくベンチで腰を下ろす余裕もないそうだ。
試合終了後のインタビューは時間配分が決まっている。
まずTV中継のインタビューが3分。NHKが監督にインタビューする隣で、朝日放送が選手へのヒーローインタビューをしている。
その後、新聞や雑誌の取材が13分。
そして我々TVのインタビューが7分。この7分で地方局はもとより、NHKやキー局のニュース用インタビュー、さらには「熱闘甲子園」のインタビューも収録しなければならない。だからこちらも、誰と誰に話を聞くかを決めておいて、その選手がどこにいるか前もって確認した上で、要領よく作業しなければならない。選手だけではなくメディアも流れ作業というわけだ。
すべてが「異空間」の甲子園。選手にとっても、メディアにとっても、その雰囲気に慣れるための事前準備は、いくら周到にしてもしすぎることはない。
(なんだか英作文みたいだな。Can’t …too~だっけ?)

